2013年5月27日月曜日

インターハイ予選

インターハイ予選が終わりました。3年生にとって本当に集大成の大会でした。
前日から僕自身も気合が入っていました。
薬局に夜中に走り、選手のBCAAを購入し、カメラのSDカードも整理して万全の体制。
しかし朝、カメラは忘れました‥

初戦は小松川高校。
前任校の監督をしていた先生で、選手の育成には定評がある。特にレシーブ。
思ったとおり、レシーブが粘り強い!
流れるような動きで拾い続ける。
日野台チームは気合が入りすぎているのと、飲んだBCAAが効きすぎているのか、サーブがオーバーし続ける。苦しい展開で一時は5点のリードを許していた。なかなかつまらない差を、徐々に詰めてなんとか逆転。2セット目も苦しい展開だったが、なんとか取りきった。
インターハイ予選はぼくが日野台に来て未勝利の大会だったので、うれしい初勝利。

2試合目は会場の深川高校。2.2.2のシステムで、両サイドに攻撃を振り分ける手ごわいチーム。正直勝つことは厳しいと思えた。
深川に対することしか僕も考えていなかった。
第一セット、悪いところが全部出たような7-25という完敗
このままでは終われない。なにも自分たちのいいところを出せていない。
出さないで終わるな!全部出して来い!
2セット目逆転して競り合いから抜け出して取りきった。いままでならば いい勝負したけど惜しかったで終わっていたはず。たくましくなった?
3セット目は相手がライトからの攻撃に比重を置いてきたので、それを読みきって体制を組めた。
20点超えてのドキドキはバレーの醍醐味でした。いい勝負でした。

なによりも、応援がすごかった。
前日保護者会を開いて1年生の保護者も応援に駆けつけてくれた。
ベンチに入れない選手と合わせて25名を超える大応援団。アウェイの試合がホームのようでした。満足できる勝利でした。

3試合目は小平高校。常にベスト32以上にいる強豪校
そこに必死に食らいついて勝負している選手にボクが感動していました。序盤5点相手サーブが走ったためにとられたのが致命的だった。それ以外は互角以上の戦いでした。
2セット目も中盤で逆転して4点リードしたが、そこは強豪校の強さ。再逆転されて引き離された。
これも負けたけどいい勝負でした。

3年生に涙はなかったです。終わってしまう寂しさからの涙はありましたが。

ミーティングで3年生に話してもらいました。
初心者だった選手は、何度もつらくてやめようかとも思ったけど、仲間が励ましてくれた。
バレーがどんどん楽しくなった。と最高の言葉をもらいました。
どの選手も、明日からどうしよう(勉強しろ!)部活が無くなることの寂しさを口にしました。
また、やりきった!充実感も感じていました。
1.2年生はその姿を見て、自分たちも!そう思ってくれれば!

保護者の皆さんもたくさん残ってくれました。小平の監督さんが帰り際に、保護者の皆さんに、以前はもっと差があったけど、ここまで追い詰められたと、ほめ言葉をくれました。

今年もいいチームになりました!

やりきったことを、自信に次の受験に向かってください!君たちは投げ出さなかった!
最後までやりぬいた!

さあ、今日から新チーム!もっといいチームにするぞ!


2013年5月25日土曜日

インハイ予選前日 保護者会も

明日はインターハイ予選、3年生にとっては集大成のゲームです。
中間試験も終わって、1年生も練習に合流。
久しぶりに人数も多く、活気がありました。
僕は、練習前に1年生の合同部活保護者会。
そのあと、バレー部の保護者会をやってから練習に行きました。

合同では、他の部活の卒業生の話も聞けて、進路に不安を覚えていた保護者の皆さんも少し安心していただけたかな?と思います。
なにより、部活を最後までやりきった生徒は逞しさが違います。今の世の中に求められている逞しい、発想豊かな人材は勉強だけでは作られません。それを実感できました。

バレー部の保護者会では、1年生2年生3年生、卒業生の保護者の方もいらしてくださいました。
僕のほうからは、部活の方針や、お金の話など、させていただきました。
熱心な選手が多く、教えがいがあり、幸せな監督生活です。

2,3年生、卒業生の保護者の方からも、1年生のころの苦労について、いろいろお話いただき、ありがたかったです。
また、夏の部活体験で、日野台バレー部に入りたい!と受験を決心してくれた選手も複数いてうれしいかぎりです。

1年生の部活は、入部した時期は関東大会インターハイ予選と、通常は1年生の相手などしていられないのが多くのチーム事情だと思います。
日野台チームは、入部後一ヶ月が勝負だと思っています。そこで、2,3年生はしっかり1年生の面倒を見る。雑用を雑にしない、学年区別なく動く姿勢を見せる。
練習も出来る限り一緒にやる。そういうメニューで練習する。
いままでの先輩たちもそうしてきました。それがいい伝統になりつつあります。
なので、入ったその日から上級生と同じ練習メニューです。
楽しくないわけがないと思います。
そこからいろいろなことを学び取って欲しいと思います。
1年生からも、この時期、邪魔になってはいけない、練習も控えたほうがいいのではないか?という申し出がありました。そういう気持ちはとてもありがたいです。
でも、大丈夫、たとえ30人を超えても練習できる方法を先輩たちは知っています。と答えることができました。

今年のチームはだめだあ なんて声を会場で監督から聞くことがありますが、日野台では、毎年いいチームが出来上がります。今年もいいチームになりました。自慢の選手です!強いかどうかは別ですが…

いつの間にか選手たちが、3年生へと練習着を作っていました。選手自らデザインして注文したようです。(ぜんぜん知りませんでした)
きっと、こういうことをしてあげたくなる3年生だったのだと思います。
そういえば、毎年作っているように思います。
うれしいものです。

明日はこれを着て練習します!
そのためにはなんとしても 1回戦を勝ちあがらなくては!!

どのチームも必死です。勝ち負けはどうなるかはわかりません。
ですが、1分1秒でもこのチームで戦いたい!そう思って戦いましょう。

ものすごく うまく 強くなっています。全部出し切れたら100点です!

がんばれ 日野台チーム 

がんばれ3年生!!

2013年5月19日日曜日

試験前練習 

中間試験前だけど、試合が近いため特別に練習した。
松が谷高校が来てくれてのゲーム。
2面作ってBチームも存分にゲームが出来た。
Aチームは五分五分だったが、それまで勝ち越していることを考えると、どうした?という感じ。
しかし、途中から しっかりした踏み込みができるバレーをやる!
ということで、強打!に重点を置いたので、拾われることは覚悟。
見ていても、日野台が押している。攻撃的に攻めているのだが、ラリーで返されて、粘られて、一回の相手のチャンスで決められるというパターン。
攻めているのだが、十分な体制での攻めになっていない。
もう少し!!
精度が欲しい
少しのセットのずれ、それが左右でなく前後だと十分な攻撃にならない。セッター以外ではそれがさらに大きくなる。
チャンスボールでの1本目の精度が低いのが気になるところだ。
相手の攻撃を拾うことは出来ている。
しかし うまくつながらない!!
つなぐために!という課題が残った。
攻撃の枚数を増やすために、つなぎの枚数が減っている。
ということはせめてコートの4分の一にコントロールするレシーブが欲しい。
4分の一にコントロールできれば攻撃の枚数も増えて選択の幅もずっと広がる。

あと1週間!4分の一の精度を求めよう。

また、いい雰囲気でゲームをやりきるために、ミスややられた場合の励ましの声、集まっての気合を作る!
しばらくやっていなかったが、いつでも挑戦者!その気持ちで1本をもっと大事に!全員で声かけて!という雰囲気を作ることにした。

1本ミスったら2本決めればいい。

2本つなげばいい。

拾え!つなげ!決めろ!この繰り返し!!

インターハイ予選は第一試合!小松川高校!!
以前の勤務校の僕の少し前の顧問の先生だ。
ここのところ 抽選運が悪くてくすぶっているが、実力のあるチーム。
油断できない!!

みんな必死で向かってくる。日野台もなりふり構わず!!でも楽しく!戦おう!

2013年5月14日火曜日

バティ君

以前紹介した 日野台ゆるキャラ ですが、だいこんくんだと思っていましたが、バティ君だそうです。
日野台のコンセプトにリバティ!というものがあります。
そこから とった名前だそうです。
自由!というものですが、勝手な自由ではなく、自由に学問が出来る時代になって、学問を思い切りやる、行事や学校生活を自分たちで作り上げてゆくという意味があります。
いい意味での自由!

日曜日は町田高校が来てくれてゲームが出来ました。
公式戦の敗退以来、リズムが悪い。
最初のセットはそれを引きずってやはり悪いリズムになってしまっていた。
1人がリズムを崩すと全体への影響が大きい。そんなゲーム展開。
連鎖してしまう。
2セット目以降、どうせやるんだから 思い切りやって自分の良さを出すことのほうがいいじゃん。
ビビッてミスしてとか仲間がミスしてやばいって雰囲気になる必要ない。
だって どうせ やるんだもん。

力はある。あとはどんな場面でもそれを出せるか!
相手に合わせてプレイしていないで、自分たちのペースでやりきりたい。

2セット目以降はリズムと自信を取り戻して、やっと戻れた感じでした。
1年生も、入ってからほとんど一緒のメニューを上級生に教わりながらこなしている。
今日もゲームに1年生チームで出た。
入部当初より、ボールにもなれてきたのか いいプレイが出た。

今日から試験1週間前。
通常練習できないのだが、試合前なので水曜日、土曜日だけ練習!

しっかり勉強してくれているはず…

3年生とはあと少ししかない。
盗めるものはできるだけ盗んでほしい!!

筋力トレーニングのメニューをもっと増やすことを検討中
気持ちを作るうえでも これ以上上に行きたいならば 必要だ。

問題は選手が必要だと思ってやるかどうか。

意識があるかどうか。

リバティ!


2013年5月6日月曜日

残念 

写真は、下北沢成徳に挑む 日野高校です。
高校チャンピオンの下北沢に対してまったく、ひるむことなく、全力で向かってゆく姿に、感動を覚えました。もっと見ていたい!そう思えるゲームでした。

下北沢は攻撃の次元が違いました。
オープンバレーといわれる下北沢バレーですが、納得です。
鍛えられている体幹の強さ、落ちないジャンプ、持久力も感じました。

この下北沢と、対戦したかった!
どれほどの自信になるかわからない。これほどの相手でも、必ずポイントできるプレイがあるはず。それが力になる!

対戦相手の小石川高校は強かった。
思った以上に粘り強く、先にこちらのミスが出てしまった。
追い込まれながらも、日野台もくらいついたが、最後にミスが出てしまった。
フルセットであと少しだったのに 残念!

選手は頑張った!!
力を引き出してやることが できなかったことに 申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

交替で出た選手は、思った以上に安定した力を発揮してくれた。

試合で高い集中力を発揮する選手。ピンチになると燃える選手。
育てたい選手像のひとつだ。

ピンチでビビッてしまうのは、自分のプレイに自信がないから。
やってきたことに 自信が持てないから。

じゃあ どうすれば??
練習とトレーニングしかない!

明日からまた 頑張ろう!!


2013年5月4日土曜日

苦しい戦い

昨日 今日練習ゲームでした。
大会前に翔陽で半日、第五商業で1日でした。
翔陽での一日で目立たなかったミスが、今日はよく目立った。
今日の相手は第五商業、保谷、大成、小川、向丘、すべて1部進出で新人戦は32に入る学校。
つまり、今日野台が目標にする学校だ。
そういう意味でも、どこまで出来るか!だった。
しかし、サーブレシーブの乱れ、つなぎのボールの乱れが多く、ほとんどゲームにならない。
拾えているときは十分に戦えている。
多少のミスが出てもなんとかなる 相手ではない。
極度の集中力と、楽しむ力が必要だ。

なによりも、負けるもんかって気持ちが足りない。
やられっぱなし で 悔しくないのか!!!って 言いたくなった。

戦える場面に相手を引きこめたら 十分勝負になる。

まず 拾う!! がんばれ!!

3年生レフトが怪我のためいない それを差し引いても、もっといける!!

上に行くとは、そういうことだ。厳しい場面になればなるほど 燃える!やってやろうって気持ちになる!そういう選手でないと 上では戦えない。
もちろん そう思える技術を持つことが条件だ。
気持ちだけでは戦えない。

気持ちも一緒に育って行かなくては!!
だけど、そこには怒声は必要ないと僕は思う!

今日はあまりにも 僕が悔しくて 怒鳴ってしまった… 

教えているのは僕なのに… できないのは僕がきちんと教え切れていないから。
自分自身が悔しい。

大会まであと一日、気持ちが負けなければ君たちは十分戦える。
そこまでいって、五分五分だ。
五分まで行けば、必ず勝つ!!

できること 全部やろう!! 

頑張れ選手たち 頑張れ俺!