2014年2月19日水曜日

バレーボール学会 初参加

帰りに見た桜島
鹿児島、国立鹿屋体育大学でバレーボール学会が行われました。
母校であること、実行委員長が同級生、25年も鹿屋の町に訪れていないこともあって、久しぶりの母校訪問もかねて、参加してきました。
金曜日の朝に出て、小雪交じりの中、無事飛ぶことができましたが、夕方から向かう予定だった人たちは、全員キャンセル…
20名近い人がこれなかったのではないでしょうか?
その影響もあって、男子と女子のユニバーシアード代表監督がパネリストだったのですが、キャンセルという…
そこの話が聞きたかったのですが、残念です。
ですが、現バレーボール協会会長の話は面白かったです。前半は自分の自慢話のようで鼻についたのですが、はっきりものを言う人で、協会初の選手出身ではないということも、しがらみがないからいえるのかな?とも思いました。
とにかく、経験や、感覚ではなく、科学的な知見に基づいた指導であるべきで、体罰問題など論外だと。(めっちゃ共感です)
いまだバレー界に多い徒弟制度のような指導。特に地方がひどいようですね。
勝ち負けはもっと先で、小学校や中学校は純粋にバレー技術を高める方法でいいのでは?なんて僕は思いますが。
個人技術とチーム力の話も面白かったです。とにかくチーム力!!という考えが多いと。
じゃあチーム力ってなんだ??誰も説明できなかったようです。
体力や体格の有利な外国に勝つには??チーム力??
ブラジルやアメリカがチーム力がない??
やっぱり、個人技術!それが集まってのチーム力・
鹿屋体育大学では、診断力と処方力ということで、来年度はスポーツパフォーマンス棟が完成します。科学的知見に基づいた診断と処方!その日本でトップの研究施設ができます。
そこで発見された、内容をどんどん公表して現場に下ろしていってほしいですね。

錦江湾から見た 夕日
今回の学会では具体的な指導の方法論は出てきませんでしたが、考え方としてなるほどと思えることがたくさんありました。映像遅延再生は、考えていたのですが、実際の方法を教えてもらえて、
さっそく作ってみたいと思います。

鹿屋の町は、僕がいたころよりも、発展していました。
コンビニやマック、ファミレスなどの大手資本が入っていました。
ですが、自然たっぷりな田舎というところは変わっていません。
練習が終わってよく行っていた海は変わらずきれいで、空気のにおいも変わりません。
大学の施設は当時あまり感じなかったのですが、すべての競技に専用の競技施設があり、24時間使えるトレーニングルーム。自分の技術解析できる最新の研究施設、栄養管理できる食堂と、素晴らしすぎる!!
その広さと、競技場、体育館のクオリティの高さは見なければわかりません。
最近ではプロチーム、企業チーム、学校チームの合宿も誘致しています。


僕が毎日練習していたテニスコート14面あります まるで南国
来年度は行ってみようかな?バレー合宿!

最後に永遠の0で有名になった 鹿屋航空基地をみてきました。
資料館は新しくなっていて、とても見やすくなっていました。
以前は薄暗くて、ちょっと気味悪かったです。
最後の出撃前に書いた家族への手紙は、弱さの中にも、覚悟と往生際とでも言うのでしょうか、国を思い、家族を思う 決心が伝わってきます。

一生懸命 生きよう。 少なくともその人たちのおかげで 今がある。
先人に敬意を払い、感謝する。そんな気持ちが自然にわき出て、頭が下がりました。




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