2011年5月29日日曜日

インハイ予選


インターハイ予選が終わりました。
結果は1回戦二松学舎に2ー0勝利 2回戦 赤羽商業に0ー2敗戦しました。
会場は3年生の最後の大会という意味もあり、各学校とも保護者の皆さんがとても沢山応援に来てらっしゃいました。
ここがひとつの節目です。

戦評
二松学舎に対しては立ち上がり堅かったものの 途中引き離し、自分達のペースに持ち込むことが出来た。
メンバーチェンジをきっかけに追いつかれたが、それでも落ち着いて対処できたのは素晴らしかったと思う。
2セット目はミスをミスとせず、すぐに切り返すことが出来たのも成長した証だ。
なにより、全員で戦うという姿勢が見えたことはうれしかった。

二回戦は赤羽商業。強豪校だ。思い切り気合を入れてコートに入った。序盤一進一退のお互いに譲らない展開。気合が入りすぎてアドレナリンのせいでサーブが長くなる現象が出てしまった。わかっていたのに、伝えることができなかった僕のミス。
堂々と正面から向かっていき、気持ちの良いくらいの攻撃をくらった
13点しか取れなかったが、気持ちはへこんでいないように見えて 頼もしかった。
2セット目は早め早めに手を打ち、相手のあせりも生んでいいプレイが続出した。
選手交代して入った選手がみな、思い通りの活躍をしてくれた。
相手のミスではなく、そこまで追い詰めたのだ。
練習したインナーが決まり、ストレートも決まる。
やってきたことを 全部出すんだ!そんなふうに僕には見えた。
最後はマッチポイントを4回も逃れる粘りを見せた。センターで連続して厳しいボールを拾い、それをつなぐ選手達。まだ!まだ!終わりたくない!もっとやりたい!そんな叫びに見えました。
20ー25で力尽きたが、試合後、赤羽根商業の監督さんにフルセットを覚悟しました。といってもらえた。
お世辞かもしれないが、僕には賛辞に聞こえました。
よくがんばった!それしか言えない気持ちになりました。

考えてみれば、全日制のチームで引退試合まで教えさせてもらえたのは今回がはじめてだった。
前任校では最後の学年をみれずに異動してしまった。
だからかもしれないが、こみ上げるものが僕にもあった。
1年と2ヶ月だけど、僕にとってはとても濃い時間でした。
こんなに最初からバレーを勉強したこともはじめてかもしれない。
選手の真剣さに動かされたというのが正直なところだ。

保護者の皆さんの応援も大変ありがたかった。
ぼくのチーム運営に対して、何もいわず見守ってくださったことが、一番の応援でした。
ビデオをDVDにしてくれたことは本当にありがたいことでした。選手達は今大会前何人も借りに来ました。これからもよろしくお願いします。

3年生のみなさん今日までありがとう!
怪しいダンスでアップするバレー!階段ダッシュで倒れた日!毎日泳いでバレー部なのになぜか真っ黒の夏!自分達で考えて試合した冬!君達と戦ったセットは今日までで435セット!
君達との時間は今が最高!と思える日々でした。
 
ここが僕の次の日野台のスタートです。
今日までが最高だった。でも、これからはもっといいチームを作ろう!
あのころはよかった… 僕が嫌いな言葉です。現二年生!一年生!今年のチームを超えよう!
そして もし残ってくれる3年生!絶対に進路は諦めさせませんよ!
受験へ向かう3年生!いつも応援してます!

今日の涙は負けて悔しい涙じゃない。終わってしまったことの寂しさの涙だと思う
泣ける高校生活!僕が生徒にいつも言う言葉です。君達は最高の高校生活を送っています。
うらやましいくらいのね。
一緒に戦えてよかった!

次の戦いに向かいましょう!
それがバレーでも受験でも、両方でも 私達ははずっと仲間です。

今日帰ったら、いままで応援ありがとうございますってお父さんお母さんに伝えてくださいね。
まだの人はこれを見たらいいましょう。
そして これからもお願いしますっていうんだよ

11シーズン 50得57失セット

追伸
卒業するまで女子バレーボール部です。 引退とは辞めることではありません。
受験勉強に向かい部活を休むことです。

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