2011年2月25日金曜日
学年末
さて学年末試験1週間前になりました。長かったようであっというまの1年間でした。
僕にとっても新しいことへの挑戦の年になりました。なによりも迷いながらも指導してきたことについてきてくれた選手たちに感謝です。
もう一ヶ月もすると新入生が入ってきます。2年生は最上級の3年生に、1年生は先輩になる2年生になります。当たり前のことですが、これがなかなか…
いつまでも1年生2年生のつもりでいて、切り替えができない選手がいます。
それぞれの思いは違うでしょうが、3年生にとっては最後の高校バレーになります。
自分が満足できるようにがんばってほしいものです。
そこで、みんなの目標を決めたいとおもいます
最善を尽くしなさい! これだけです
練習でも試合でも人と比べない!自分の技術、能力向上に最善を尽くすこと!
人と勝負する競技であることはいうまでもありませんが、実際にはボールをいかにコントロールするか?
自分の身体をいかに思い通りに動かすか?これがスポーツの本質です。
そこに人と競う気持ちは必要ありません
なぜならば、みんな違うからです
人に負けまいとしてやると、自分の中のいやな部分が出てきませんか?
それよりも 自分の最善を尽くすほうが気持ちよくできます
でも、自分の最善… とても難しいです 自分の限界までやってみることです
以前書きましたが、毎日が自己ベスト!!です
いい成績を残すことはもちろん素晴らしいことですが、そのためにやっているのではありません。
いい成績を残せるためにがんばれる自分を作る為にやってるのです。
高校生活の中で、将来がんばれる力をつけてほしいからです。
勉強ばかりやらされて、いい大学に入って、そこで自分よりも上の人間に会って、自信を失い、命まで絶ってしまった人がいます。
そうなってほしくない!
どんな苦しい状況でも、自分のベストを尽くす!それでいいんだと思えるようになってほしい。
勉強も、部活も自己ベスト!です。
何かのためにやらされるのではない、自分のために最善を尽くすことが、自分の周りも幸せにします。
目の前のことに真剣に取り組んでください
目の前のことに真剣に取り組めない人間は、いざというときがんばれません。
それで疲れたら、休んでください
みなさんが自分の子供ができたとき伝えてください、負けるな!いい大学にいけ!いい会社に入れ!では、子供は幸せになれません 追い詰められるだけです 上には上がいます
一流選手と、超一流選手の違いはそこにあるようです
プロと呼ばれる選手はすべて一流だけど、その中でほんの一握りの選手が超一流になれる
一流選手までは、人と勝負することでなれるそうです
でも、超一流選手は人と戦っていません。自分と戦っています。もっとうまくなりたい!つよくなりたい!それだけだそうです
赤ちゃんは動けるようになると、ハイハイをし、立てるようになり、そして歩けるようになり、今度は走るようになります。草花だってほおって置いても伸びます!
子供や選手に必要なのは 最善を尽くせ!その言葉と応援です。
スイスサッカー協会のU-9のパパへの手紙を紹介します
パパ、パパこのあいだピッチの外に置いてあったゴールによじ登ってレフェリーに文句を言ったでしょ。
あの時、僕はすごく頭にきて泣きそうになったんだ。あんな怒り方、今まで見たことなかったよ。
たぶん、レフェリーが間違ったんだとは思う。でも、僕がたとえパパの言うようにレフェリーのせいで試合に負けたんだとしても、そんなこと はどうでもよくて、僕はとっても楽しかったんだ。
わかってほしいんだ、パパ。僕はプレーしたい、それだけなんだよ。
僕は楽しみたいんだ。だから、僕がプレーをしているときには、「パスしろ!」とか「シュートだ!」とか、叫び続けるのはやめて。
パパの言うことはあっているのかもしれないけど、僕が緊張してしまうんだ。
パパ、もうひとつあるんだ。試合中にコーチが僕のことを交代させても、怒らないで。
僕は、ベンチにすわってみんながプレーしているのを見るのだって楽しいんだよ。
僕らは大勢いるし、みんながプレーしなきゃだめでしょ。
それから、僕にサッカーシューズをきれいにするやりかたを教えてくれる?僕のなんだからパパがやってくれなくていいんだ。 僕が自分でできるようにならなきゃいけないんだよ。
それからスポーツバックは僕が自分で持ちたいんだ。
バックにはチームの名前が書いてあるから、僕がサッカー選手だってまわりのみんながわかるだろ?僕、それが好きなんだ。
パパ、お願い。試合の後にママに「今日は勝った」とか「負けた」とかって話すのはやめて。
ママには僕がとっても楽しんでいたって伝えてほしいんだ。それから、僕がすごいシュートを決めたから勝った、って言うのもやめてね。
だって、そうじゃないんだもの。僕がシュートを決めたのは、仲間が僕に良いパスをくれたからなんだよ。
勝ったのは、僕らのチームのゴールキーパーが必死に相手のシュートを防いでくれて、チームの仲間が全員でせいいっぱいがんばったか らなんだ。コーチが僕らにそう教えてくれるんだ。
怒らないでね、パパ。こんなことを書いてしまったけど。
僕、パパが大好きなんだ。練習に遅れてしまうので、これでおしまいにするね。
練習に遅刻すると、今度の試合にはじめから出してもらえないんだよ。
じゃあね。
自分自身反省することもたくさんあります。みなさんもいつかは 親になるでしょう
のびのび育つ子供を育ててくださいね 皆さんの保護者のようにね!
事務室側の校門の梅が咲き始めました
みなさんの 花もきれいに咲くように、たくさんの目標が達成できて、たくさん花が咲きますように!
応援します!!
さあ バレーも成績もあきらめない!自己ベスト!!がんばれ!!
2011年2月14日月曜日
練習ゲーム 公立校二部大会
平日木曜日に日野高校と練習ゲームを行った
東京でもトップクラスのチームである
こちらはやることで失うものは何もないので喜んでお受けした
コテンパンにされるだろうが、そのくらいで 沈むチームではないと思ってるので…
最初の練習、スパイク練習ととにかく迫力が凄い
そこでうちの選手は?とみると、その勢いに引っ張られてなんだか 調子よさそう。
上手い選手強い選手がいると、それを見るだけでも練習になる
その上一緒にスパイクなんかやると踏み込みやスイングなど、だんだんそれに似てくるものだ。
そういう意味でもいい刺激になった。
4セットやっていただいたが、完敗
でも、決まったプレイがなかったわけではない。そういうところで自信を持ってくれればいいと思う
選手たちは思い切ってプレイしていたし、声も出ていたのでよし!!
2010シーズン 114得 218失セット
4支部二部大会
富士森高校で二部大会に参加してきた
その場の抽選で1回戦は3度目の対戦となる青梅総合
今度こそ!そんな気持ちで迎えた
今までとは違うはず、だが、立ち上がりいきなり連続得点
いやな雰囲気が漂いだす
もしかして…やっぱり…
でもそこから大声張り上げて不安を振り切る方法を選手たちは学んだ
追いつき集中して 拾いつなげて1セット先取
2セット目はさらに声を出して自分を奮い立たせて戦って
シーズンの終わりにシーズン最初に負けたチームにやっと勝てた!
大丈夫 強くなってる!少しは自分たちの力を信じられたかな?
2回戦は2週間前の練習試合で1勝3敗だった南多摩高校
やっぱり競り合いになった
でも2週間前とは違う集中する方法を選手は学んでいる
よく頑張った!そう思える1セット目奪うことが出来た
2セット目 大量リードを奪うも、徐々に連続得点される
1本や2本でラリーが続かない
こちらのサーブはすぐに切り返される
このままでは 追いつかれて逆転のパターン
そのことを選手に伝えて 油断しない
次のポイントに集中
こぼれ玉!飛び込む!
思い切ってやる!
それだけ伝えて 挑んだ
さあ 勝負!
危ない雰囲気になりかけたが 取りきることができた
公式戦初の2勝!
次は準決勝 先週負けた昭和高校
勝ちたい…そんな気持ちが空回りした部分もあった
リードされ そのままかと思ったが、選手は良く頑張った
追いついて23―23
2本フェイントを落とされて 1セット目を失った
でも攻める気持ちのレシーブが良かった
2セット目 昭和のかわすバレーにボールが落ち始めた
何度か流れをつかみかけたが、自分たちのミスもあり つかみきれない
残念ながら 敗れてしまいました
先週は良くやった!いいバレーだったと思えたが
今回は悪くはないが、もっとやれたはず辛口でした
ここで満足してもらっては困る
正直 ここからです
ラリーがつながって ヒリヒリするような緊張感
そこで決まった喜び、決められた悔しさ
そこまでまだいけてなかったのが うちのチーム
次、また次と目標は出てくる
もっと 苦しくなるけど、もっとうれしくなる
その先を知るために、みんなで頑張ろう
優勝はボロボロになりながらも走り回った上水でした。
昭和は迷って 楽しくなさそうな バレーで負けました(僕の感想です他意はありません)
それを見ていた選手たちはどう思ったでしょう
ここに立っていたかった そう思ってくれたと同時に
日野台でよかった!そう思ってくれていたら幸いです
さあ 明日はビデオで反省会だ!
たかが二部大会 されど二部大会 3位入賞おめでとう!!
2010シーズン 118得220失セット
2011年2月7日月曜日
公立校大会予選リーグ
会場を引き受けて、日野台で公式戦を行う。
久しぶりの会場なので、僕自身も準備に手間取ってしまったが、選手たちの協力でなんとか準備完了
当日…
いきなり 参加校の集まりが悪い…なんでだ??電車事故??
集合時間を間違えてました
いつもの試合と同じく8時集合だと思っていた…
まあ おかげで準備もできたし、練習もできたけど…
初戦、東大和南 立ち上がりトラブルもあったが、ゲームの雰囲気はとてもよい
20点まで競り合って、最後ミスが出て22-25
第二セット万全を期して向かったが、声がでなくなる悪い癖が出て11-25で敗戦
相手は新人戦予選1位のチームだったので、こちらも構えすぎたか…
第二試合は八王子東
格上のチームにどこまでくらいつけるか?
9-25 14-25で敗戦
しかし雰囲気は落ちなかった
最終試合 昭和高校
18-25 25-17 22-25で敗戦
あと少しまで追い詰めた…本当に惜しいゲームだった。
今回の大会で挑んだことは声を出すこと、ボールタッチに声を出すこと、ほしいボールを要求することだった。
その点ではかなりがんばったと思う。
ゲームらしくなったし、簡単に相手にポイントを渡さないしたたかさもあった。
練習してきた攻撃がたくさん決まった
日野台に来て初めて よくやった!そう思ったゲームだった。
だからこそ勝たせてやりたかった…
ぼくの力もまだまだ足りない
僕が感じたのはチームが変わった!そう思った
冬の間僕がいない練習、練習試合をこなし、自分たちで考える力もついたか??
なによりも 大きな声が出るようになった。
指示したプレイができるようになった
周りの人は勝敗を見るだろうけど、確実にチームは変わりました
ここにぼくは価値を見出したい
次は勝つ!そう思ってまたがんばろう!
負けから課題を見つけて練習する。だから強くなる
今回の試合のような練習をする!!
来週は公立校大会2部大会です
少しでも自分たちが満足できるプレイができるように少ない練習を大事にしよう
2010シーズン 114得214失セット
2011年2月5日土曜日
練習ゲーム 八王子東 南多摩 小平南
ここ2週間で3つのゲームをこなしました。
課題の立ち上がりやサーブレシーブなど、急にはよくならないけど、少しずつ変ってきている。
八王子東には8敗。拾えるようになってきたが、まだまだ地力が違う。
南多摩は見ていて どうしちゃったの?と思う場面がたくさん。
1勝3敗相手はレシーブが良くなっている。攻撃面はきっちりセットが上がるわけでなく、中途半端な位置からのスパイクや、スタンディングや当たり損ねが多い。それをチャンスとして拾いきれない。
きになったのは、集中力のなさ。
頑張ってるつもりでも、必死さが足りない。南多摩の選手はそれこそゲームが出来る喜びを全身で現している。大声で喜び、悔しがり、ゲームに集中している。
うちはというと 一人ひとりが別のことを考えている。声が出ないからリラックスできない。
声を出すのは出した本人のため。声をかけられた人間がリラックスできるのではなく、声を出した人間のパフォーマンスが上がる。自分のために声を出さなきゃいいプレイは出来ない。
このまま声が出せないままだと君たちは強くならない!
そう伝え、思い切り声を出すようにした。
勝ち負けは別にして動きが良くなる。乱れたボールを拾えるようになった。
今日は大会前日 小平南とゲーム
先日の反省から大声を出して臨む
結果は4勝2敗
ゲームの後半崩れた原因は 声が出なくなった選手がいたことでチームのリズムとバランスを崩した
サーブレシーブのとき、欲しいトスをセッターに伝える。セッターも次の攻撃のプランを選手に伝えるようにした。
リズムがよくなってきたと思う。また、4人でのサーブレシーブで挑んだ
先日よりも明らかに動きは良くなっている。
明日の公式戦
思い切り声を出す
4人でのサーブレシーブ
欲しいトスを決める セッターも伝える
プレイ中は動き回る!足を止めない。
最後まで試合を捨てない。バレーをめいっぱい楽しむ!
これでいこう
10シーズン 113得208失セット
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